効率よく巡る直島のアート

アートの島として有名な直島には、見どころがたくさんあります。たくさんあるので、見たいと思っていた作品を見落としてしまうことも。

また、地中美術館・南寺・直島銭湯などは人気があり、ハイシーズンは混み合います。行く時間を間違えると、まったく楽しめません。

効率よく回ってアートをじっくり楽しむために、宮浦港を起点とした1泊2日のモデルコースを紹介します。このモデルコースを参考に、当日どうやって回るかをイメージしてみてください。

事前の予約

モデルコースの前に、事前に予約しておいたほうがいいスポットを2つ。

まずは、「地中美術館」。芸術祭会期中やゴールデンウイーク、シルバーウィークはWEBチケットを販売しています。

「当日に整理券をもらえばいいや!」は危険。13時に整理券が無くなり、せっかく東京から来たのに、見れずに帰った人を知っています。ハイシーズンに行くなら、予約しておいたほうが無難です。

次に、「きんざ(家プロジェクトのひとつ)」

15分間、アートを独り占めするため、事前の予約が必要です。地中美術館は当日でも朝一番に行けば入れますが、きんざは必ず予約が必要です。見たい方は予約を忘れないようにしましょう。

このページでは、地中美術館を2日目の14時前後、きんざを2日目の12時前後に予約するイメージでプランを組んでいます。

宮浦一泊コース

宮浦港はフェリーの便が多いので、宮浦港近くで宿を取っておくと何かと便利です。

高松港・宇野港から出ているフェリーに乗り、14時前に宮浦港に到着したとして、宿に荷物を置き、そこから観光スタートです。

直島銭湯を楽しむなら昼

[1日目/14:00~15:30]

さっそく、直島銭湯「I♥湯」に行きましょう。昼に行くのがおすすめです。本当です。

直島銭湯の地図

夜に行くと混んでいて、ただの銭湯です。夜はお風呂としてだけ使用して、アート作品としては昼に鑑賞しましょう。

直島銭湯

ハイシーズンでも昼は独り占めできることもあります。静かにゆっくり湯に浸かることで、作品を十分に楽しめます。

カフェタイム

[1日目/15:30~16:30]

直島銭湯でゆっくりした後は、近くのカフェで小腹を満たしましょう。

直島銭湯の裏にある「リトルプラム(徒歩10秒)」か、地元の方の憩いの場「SPARKY’s Coffee(徒歩2分)」がおすすめです。

宮浦カフェの地図

※緑色のアイコンが「直島銭湯」、ピンクのアイコンがカフェの位置です。

宮浦ギャラリー六区

[1日目/16:30~17:30]

カフェの後は「宮浦ギャラリー六区」を見にいきましょう。

宮浦ギャラリ―6区

宮浦ギャラリ―は2013年に設置された画廊で、もともとは「999(スリーナイン)」というパチンコ屋だったみたいです。季節ごとに色々なアーティストが企画展を開催し、瀬戸内国際芸術祭2016の秋会期は片山真理さんが作品を出展していました。

片山真理

休館している時期もあるので、ベネッセのサイトで事前に確認しておいてください。

休館の場合は、直島銭湯やカフェの時間を多めにとってゆっくりしましょう。

宿にチェックインして夕食

[1日目/17:30~19:30]

一旦宿にチェックインして、夕食。

宿はご飯付きにしておいたほうがいいです。観光地といっても島なので、ご飯屋さんはそんなに多くありません。もし食事難民になったら、唯一のコンビニ「セブンイレブン」で食材を確保してください。

赤かぼちゃ・直島パヴィリオン

[1日目/19:30~20:00]

ご飯を食べ終わって一息したら、外に出てみてください。晴れていれば満点の星空が見れます。

寒い季節じゃなければ、そのまま宮浦港にあるアート作品を見にいきましょう。

赤かぼちゃと直島パヴィリオン

※左下のポイントが「赤かぼちゃ」、中央下のポイントが「直島パヴィリオン」の場所です。

ライトアップされた幻想的な作品が出迎えてくれるはずです。

これで1日目はお終いです。宿に戻ってテレビを見ながら、早めに就寝しましょう。

朝ごはん、チェックアウト

[2日目/07:30~09:00]

2日目は7時半くらいに起きて、ゆっくり朝食を取りましょう。ほとんどのアート作品・美術館は10時にOPENするので、そんなに急ぐ必要はないです。

少し時間に余裕があれば、再度「赤かぼちゃ」と「直島パヴィリオン」を見に行って写真を撮っておくといいかもしれません。人がいない時に写真が撮れるのは朝だけです。

ぼちぼちチェックアウトして、宮浦港にあるコインロッカーに荷物を預け、2日目スタートです。

TVC直島レンタル 宮浦店

[2日目/09:00~09:30]

2日目は島をぐるっと一周するので、レンタサイクルを借りに行きます。宮浦店なら事前の予約もできるので、ハイシーズンに行く方は1カ月くらい前に予約しておきましょう。

電動自転車は1日1,500円、普通の自転車は1日500円です。割高ですが、電動にしておいてください。普通のチャリだと、地中美術館までの坂で足がパンパンになっちゃいます。

自動二輪の免許を持っている方は125cc(1日4,500円)を借りるのもおすすめです。時速30㎞でダラダラと走れば、トロッコ列車のように島を回遊できて楽しいです。ただ、秋・冬は風が強くて寒いので、その時は自転車を使ってください。

あと、TVC直島レンタルさんは「家プロジェクト共通チケット」の販売もやっています。レンタルで連絡するときに一緒にお願いしておくと楽です。(家プロジェクトのチケットは、このTVC直島レンタルさん、宮浦港ターミナルの中、本村の観光案内所など、色々なところで売っているので、当日購入してもOKです)

本村エリアに向けてサイクリング

[2日目/09:30~10:00]

さて、足を手に入れたら島の反対側にある「家プロジェクト はいしゃ」に向かいます。

サイクリング

なぜかGoogleが自転車での移動時間を教えてくれないんで大よそですが、「15分」くらいでしょうか。2㎞なので、そんなに大変ではないです。

家プロジェクトを見ながら町を散策

[2日目/10:00~13:00]

「はいしゃ」で鑑賞をした後は、自転車を停めて歩いて町を散策してみてください。主な駐輪場は下記のポイントにあります。バイクも停められます。

駐輪場の場所

本村で個人的に見てほしいと思う作品は「南寺」と「護王神社」。シンプルなのに、不思議と印象に残ります。ハイシーズンは南寺も整理券を配るので、混んでいる時は早めに行ってください。

「きんざ」があるのも本村。事前に予約している方は15分間のアート体験を楽しみましょう。

このエリアはアート作品だけじゃなく、カフェも多く点在しているので、家プロジェクトを目印に町を歩けば、可愛らしいカフェや食事処が見つかります。

気に入るか、気に入らないかは運任せ。お腹が空いたときに、一番近くにあるお店に入ってみてください。

ベネッセホテル方面へ

[2日目/13:00~14:00]

13時過ぎにはベネッセホテル方面に向けて移動です。

ベネッセホテル方面に

遠回りしています。でも、直島に来たからには草間さんの「南瓜(黄かぼちゃ)」は見ておいたほうがいいです。

南瓜

まさに直島の重鎮。赤かぼちゃと見比べながら、鑑賞を楽しんでください。

旅の締めくくり、地中美術館

[2日目/14:00~15:30]

最後は地中美術館です。

本館から少し離れたところに「チケットセンター」があるので、そこでチケットを手に入れてください。ハイシーズンでWEB予約した方は、予約完了メールをみせればチケットが手に入ります。

おすすめはジェームズ・タレルさんの「オープン・スカイ」、そして「オープン・フィールド」。直島らしい、体験型のアート作品です。

「オープン・スカイ」は毎週金曜日・土曜日の夕方に、80分(移動時間込)のナイトプログラムをやっています。

興味があれば、是非。

宮浦港へ帰還

[2日目/15:30~16:00]

宮浦港へ

地中美術館から宮浦港までは自転車で15分ほど。レンタサイクル・バイクをお店に返却して、旅は終了です。

直島のアート作品一覧は下記でまとめていますので、鑑賞したい作品をチェックしてみてください。

本村一泊の場合

本村に一泊する場合は、1日目に「家プロジェクト」を回り、2日目に「地中美術館」近辺と「宮浦のアート作品巡り」をする流れがいいかと思います。

本村の場合、レンタサイクル・バイクは「TVC直島レンタル 本村店」で借りることができます。ただ、宮浦店と違い、本村店では事前の予約ができません。飛び込みで借りにいく必要があります。

ベネッセホテル一泊の場合

ベネッセホテルに泊まる場合は、港からホテルまで距離があるので、1日目は荷物をコインロッカーや手荷物預かりをやってくれる所に置いて散策しましょう。(宮浦エリアでは港のコインロッカーやTVC宮浦店が預かってくれますが、本村エリアにはそいうサービスがないかも。。。本村港に到着した場合は、荷物を持って回る必要があるかもしれません)

もしくは送迎バスがあるので、先にホテルに行ってしまうのもありです。

ベネッセホテルは手厚いサービスがあり、非日常でリッチな旅が楽しめるので、あまりプランを立てずに行っても問題ありません。アートをひとつくらい見逃しても、ホテルだけで満足できます。